■ 中央治安部隊兵士の死亡事故について検察が捜査を開始
■ 負傷者の中には精密手術が必要な者も
■ 殉死者の昇級と遺族への2000ポンドの緊急援助を決定
2008年03月18日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面
ハビーブ・アル=アーディリー内務大臣は、カイロ―アレキサンドリア間を結ぶ砂漠ロートで一昨晩に発生した悲劇的な事故での殉死者に対し、一等級の昇進と軍隊葬、さらには遺族および負傷者の家族に倍額の援助金を即時に支払うとの決定を下した。中央治安部隊からはすでに2000エジプト・ポンドの緊急援助がすべての遺族に支払われている。
昨朝、アーディリー大臣はアグーザ警察病院およびハラム病院で治療を受けている事故の負傷者の見舞いに訪れ、警察官たちと犠牲者の家族に哀悼の意を述べた。遺族らは昨日から殉死者の遺体を引き取り始めており、警察の車が各県への搬送を引き受けた。
中央治安部隊の兵士23人が死亡し、13人が負傷したこの事故は、部隊所属の大型車とトラックの衝突によるもので、事故当時、兵士たちはバルーン劇場での観劇に向かう途中だった。
(後略)
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( 翻訳者:齋藤睦美 )
( 記事ID:13430 )