ギュル大統領、ジュムフリイェト紙を提訴した訴訟を取り下げ
2008年03月28日付 Milliyet 紙
ギュル大統領は、ジュムフリイェト紙主筆イルハン・セルチュク氏と新聞社に対して起こした50,000YTL(3,850,000円)の賠償訴訟を取り下げた。ギュル大統領が起こした賠償訴訟の停止手続きは、昨日アンカラ第25裁判所で行われた。
■「私の立場により」と発言
ギュル大統領の陳述書には以下のように述べられている。
「ご存知の通り、2007年4月1日及び5月29日付けのジュムフリイェトの新聞記事により私個人の権利が侵害され、責任者らに対し賠償訴訟が起こされた。問題となった記事で個人の権利が侵害されたことは議論の余地も無い。この侵害には承服しかねるが、私自身この裁判が開かれた後に大統領に選出されたため、憲法上の私の立場を考慮すると訴訟は継続するに値しないと考えている。」
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( 翻訳者:田辺朋子 )
( 記事ID:13461 )