シェルがトルコ全国で実施した調査では、トルコのドライバーが非常に頻繁に車を使うことが明らかになった。他の諸国では一般的に、車は週末のまとまった買い物やレジャーのために使われるが、トルコでは通勤目的で使われている。

シェル＆トゥルジャス社のアフメト・エルデム小売担当執行理事は、シェルがコンサルタント会社レコンに依頼して19の県で実施した調査の結果を明らかにした。
調査結果は次の通り。

ドライバーの43％は現在の運転方法により、とくに意識することなく燃料を節約している。
燃料節約の第一の理由は、高額な燃料価格である。
他国では公共交通機関がより効率的に利用されており、マイカーは、一般的に週末のまとまった買い物や楽しみのために使われるが、トルコでは通勤に使われている。

ドライバーは燃料を節約するため、自動車修理工のアドバイスを最も重視している。2番目には友人や家族、そして経験のある一般の人たちがくる。自動車関連協会や科学者はドライバーに対する影響力を持っていない。

トルコでとられている燃料節約対策の中では、速度制限を守ることが41％で1番であり、車の整備をすることが38％と2番目になっている。

その他の節約対策の中には、燃料節約に気を付けた運転方法、エアフィルターを定期的にチェックし交換すること、タイヤの適切な空気圧にすること、そして燃料節約を促進する燃料を選ぶ、といったものがある。
トルコでドライバーの55％という高い割合を占める人々が燃料の購入を最後まで先延ばしにしている。ガソリンがタンクの半分になったときに燃料を購入する人は稀である。

Tweet

現地の新聞はこちら

　同じジャンルの記事を見る

（ 翻訳者:釘田遼香 ）
（ 記事ID:13515 )