■ ムバーラク大統領とブーテフリーカ大統領、ダマスカス・サミットの成果とアラブ諸国の結束強化への努力を協議
■ エジプト・アルジェリア首脳会議で和平問題、レバノン問題、ダルフール問題、二国間関係促進を話し合う
■ 二国間共同プロジェクトの創設と関税免除協定の実施を民間に奨励

2008年03月31日付アル･アハラーム紙(エジプト)HP1面

【カイロ；ムハンマド・アミーン・アル＝ミスリー】

　ホスニー・ムバーラク大統領とアルジェリアのアブドゥルアズィーズ・ブーテフリーカ大統領は昨日、ダマスカス・サミットの成果とアラブ諸国の結束強化、さらには和平問題やレバノン問題、ダルフール問題、また貿易・経済の全分野でエジプトとアルジェリアが協力関係を活性化する方策について協議した。

　昨日昼、オッバの大統領宮で開かれた両首脳の会談では、レバノンの大統領選出問題や、アラブ連盟が後押しするアラブ和平提案の活性化、スーダンのダルフール地域の現状とこの件に関し両国指導部が継続して調整にあたっていくことなどが話し合われた。またアルジェリア大統領はムバーラク大統領に対し、昨日ダマスカスで閉会したアラブ・サミットの模様を報告し、アラブ諸国の結束強化に向けたサミットの成果にも話が及んだ。

　ムバーラク大統領の側も中東和平プロセスの再開を目指し、この問題についてモスクワでの国際会議開催を呼びかけたロシアへの最近の訪問成果について、ブーテフリーカ大統領に報告した。

(後略)

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（ 翻訳者:小林洋子 ）
（ 記事ID:13536 )