ムバーラク大統領、ヨルダン国王ならびにパレスチナ大統領と首脳会談
2008年04月03日付 Al-Ahram 紙

■ ムバーラク大統領、アブドゥッラー国王、アッバース大統領による三ヶ国首脳会談で、アラブの団結とアラブ和平提案の実現について協議
■ 「エジプトはイスラエルによるシリアとレバノンへの武力行使ならびにガザ侵攻の脅しを拒絶する」
■ アウワード報道官:「入植地は和平合意の可能性を失わせる」
■ アブルゲイト外相:「アラブ首脳間の協議はまだ提案段階」「パレスチナ人とイスラエル人、ファタハとハマースの関係鎮静化のために働きかけている」
■ アッバース大統領:「今年中の最終的和平合意を望んではいるが、確信はない」

2008年04月03日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

エジプトのホスニー・ムバーラク大統領、ヨルダンのアブドゥッラー二世国王、パレスチナのマフムード・アッバース大統領による三ヶ国首脳会談が昨日カイロにて開催された。これはアラブの団結とアラブ世界の雰囲気の浄化、パレスチナ人の苦難除去に向けたエジプトの試みの一つである。

スレイマーン・アウワード大統領府公式報道官は昨日、ムバーラク大統領がヨルダン国王ならびにパレスチナ大統領と会談を行い、その前にはアルジェリアのアブドゥルアジーズ・ブーテフリーカ大統領と会談したことは、アラブの連帯と和平プロセスの推進、ダマスカス・サミットの成果をフォローアップするためのエジプトの努力と連絡協議の延長として行われたものであることを確認した。

(後略)

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( 翻訳者:根田文佳 )
( 記事ID:13584 )