テヘラン警察長官に聞く(1):バッド・ヘジャービーの現状と取り締まり拡大について
2008年04月17日付 Jam-e Jam 紙
【事件部】首都警察長官は昨日、同業者組合の代表らと会見し、「社会的安全向上計画の実施のため、民間の店舗や企業で見られるバッド・ヘジャービーの取締まりを行うことを決めた」と述べた。
ジャーメ・ジャムによれば、同業組合代表者ら、および、治安維持軍司令官、首都テヘラン治安維持軍担当者らとの第一回合同会合で、テヘラン警察長官のアフマドレザー・ラーダーン司令官は次のように発言した。「人々から寄せられる様々な苦情として、社会を統制している慣習への無視、特に民間の店舗や企業でのビー・ヘジャービー(ベール・スカーフを着用していないこと)への苦情が挙げられる。
同司令官は、「いくつかの報告は、これらの民間企業の責任者や所有者が、事実上、ヘジャーブの問題に対して全く注意を払っていないことを示している。このことは社会における秩序の乱れを引き起こす原因となるであろう」と付け加えた。
また、ラーダーン司令官は以下のように説明した。「こうした背景を踏まえ、民間企業や、コーヒーショップ、ネットカフェ、レストラン、ホールといった場所でバッドヘジャービー取締まり計画を開始する。警察は自らの本分に従い、社会的・道徳的安全に関わる定めによって、法を犯す者たちを取り締まる。」
店頭販売員の服装の乱れについて
ラーダーン首都警察長官は続けて、一部店頭での商品販売員の服装の乱れに言及し、次のように述べた。「販売者として商品を提供する責任を担う者自身が、服装の乱れのシンボルとなっているケースが見られることがある」
我々皆の義務は、一人のイラン人としてのものである。それは、宗教的信念や道徳的・宗教的教えに拠って、イスラームの威信を守ることにほかならない。警察がこうした問題に関連して法的措置を実行する前に、公共の場の責任者らが自ら問題に注意を払い、社会における無秩序を助長させないことが期待される。
(続く)
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( 翻訳者:佐藤成実 )
( 記事ID:13615 )