パレスチナの子ども達、アクサーモスクでの祈りを呼びかける 4月23日の祭典前にトルコへ
2008年04月22日付 Zaman 紙
タイイプ・エルドアン首相は、4月23日国民主権と子どもの日のために39ヶ国から来た子どもたちを、昨日(21日)、首相官邸でもてなした。多彩な対話が交わされたプログラムで首相は、ゲストひとりひとりに声をかけ、全員にペンを贈った。
クロアチアの子どもはハート型のネックレスをエルドアン首相の首にかける一方で、キルギスとタジキスタンの子どもたちは彼らの国の伝統的な帽子を贈った。首相は、アゼルバイジャンの子どもにコーカサス地方のダンスをリクエストし、ブルガリアの子どもには 「こんにちは、お隣さん」と話しかけた。イラクの子どもたちには彼らが住んでいる街区で戦闘があるかどうかを尋ねた。首相は、「はい、あります」という答えに対し、「勇気ある皆さん、がんばってください」という言葉をかけた。
最も興味深い会話は、パレスチナのリナード・ジャバリアンさんとのものだった。エルドアン首相は、パレスチナの子どもたちが平和と自由の中で生きることを望んだ。その一方で、リナードさんはトルコがパレスチナ和平のために費やした労力にお礼を述べ、「トルコ国民、ならびにトルコ政府と一緒に、アクサーモスクで祈りをささげるべきです」と呼びかけた。首相は興味深い提案に、「そうなるといいですね」と答えた。
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( 翻訳者:萩原絵理香 )
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