■エジプト・ブルガリア首脳会議で両国の通商活性化を協議
2008年04月15日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面
昨日ホスニー・ムバーラク大統領は、現在エジプトを訪問中のパルヴァノフ・ブルガリア大統領と会談し、和平プロセス支援の努力やイラク、レバノン、ダルフール情勢を筆頭に、地域および国際情勢の進展について話し合った。
共和国大統領府のスレイマーン・アウワード報道官の発表では、協議の内容は中東情勢全般に及び、ムバーラク大統領はパレスチナ問題に関する状況の進展ぶりとヨルダン川西岸地区とガザ地区のパレスチナ人たちの困窮を終わらせるためのエジプトの努力に重点をおいた。ムバーラク大統領はブルガリアが国連の場で、またEU加盟国として、パレスチナ問題を支援するよう期待していると述べたという。
パルヴァノフ大統領はエジプトの石油・天然ガス採掘分野にブルガリアがより一層活発に参画し、2011年からエジプトの液化ガスをブルガリアに供給する計画を完成させるべく現在行われている協議を継続したいとの期待を表明した。
エジプトのアフマド・ナズィーフ首相はブルガリア大統領とともに、相互投資促進協力のプロトコルおよび軍事生産分野と灌漑事業での相互理解の覚書への署名式に臨んだ。
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( 翻訳者:齋藤睦美 )
( 記事ID:13641 )