共和人民党のポスターが裁判沙汰に
2008年04月24日付 Yeni Safak 紙

教職員組合のユスフ・タンルヴェルディ総代表は、「共和人民党(CHP)の第32回党大会のために作成されたポスターが世俗主義の原則を無視している」という理由で、最高裁判所の最高検察庁に請願書を提出した。

タンルヴェルディ総代表は、「共和人民党による反世俗主義的なポスターに関して、憲法ならびに政党法の関連条項にのっとって、同党に対し警告、または告訴することが誰にでも可能なのかどうかについて、教えて欲しい」という要望を含む請願書を最高検察庁に提出した。

タンルヴェルディ総代表はその後に行った声明の中で、「共和人民党の第32回大会のために作成されたポスターは、同党により世俗主義の原則が無視され、宗教が悪用されていることを示した証拠である」と意見を述べた。

タンルヴェルディ総代表は、「党大会には共和人民党党員が招待されたがその一方で、『そこをどきなさい、宗教も我々のもの、国民も我々のもの』というポスターにある『宗教も我々のもの』という一節が、すべての宗教と無宗教者に対して等間隔であるべき世俗主義の原則に明らかに反している」と話した。また同総代表は、「共和人民党の活動は、憲法第68条第4項の枠組みに反している」と主張し、次のように述べた。

「共和人民党が、反世俗主義的行動の中心となったことは、これらの活動で証明された。これに関連して、憲法ならびに政党法の関連条項により、共和人民党に対して警告、または告訴をすることが誰にでもできることなのか、これに対する回答をお待ちする」

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( 翻訳者:高岡望結 )
( 記事ID:13658 )