ギュル大統領、アルメニアは恥じるべき -トルコ国旗が踏まれたことに不快感
2008年04月26日付 Milliyet 紙
ギュル大統領は、「トルコは地域の安定のために間接的に協力している。しかしある国の国旗を露骨にもし踏みつけたり、これをただ静観している者がいるならば、それはただその国にとって恥ずべきことです」と語った。
アブドゥッラー・ギュル大統領は、トルコによるジェノサイドを主張するために行われたアルメニアでの式典で、トルコ国旗が踏みつけられた光景に関し、「今回の件は、彼らにとって恥ずべきことです。この行為を行った人々にとって、その国にとって恥ずべきことです。この出来事を世界中が注視しています」と語った。
ギュル氏は、昨日(25日)トルコ会議所・商品取引所連合(TOBB)経済技術大学での卒業式から退出する際に、この話題に関する質問に答えた。ギュル氏は、アルメニアでトルコ国旗が踏みつけられた光景に関して、次のようにコメントした:
「今回の件は、彼らにとって恥ずべきことです。この行為を行った人々にとって、その国にとって恥ずべきことです。私たちはこの国を黒海協力機構に招待していました。彼らのために選挙後の成功を祈ってきました。トルコは地域の安定のために間接的に協力もしています。しかしある国の国旗を露骨に踏みつけたり、これをただ静観している者がいるならば、それはただその国にとって恥ずべきことです。この出来事を世界中が注視しています。我々は好きでない人々がいても、直接的でなく、一般論としてそのことを述べます。時に応じて、歴史的に私たちは戦ってきましたが、常に戦った人々へ、その旗へ、司令官へ敬意を示してきました。昨日(25日)のチャナッカレでの式典の経過を見ていただければわかるでしょうが、彼らに対する私たちの態度は非常にオープンで、中立です。したがって今回の件は彼らにとって恥ずべきことでしょう。」
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( 翻訳者:杉田直子 )
( 記事ID:13672 )