メレンMHP議員:解党問題は議会で解決されるべき
2008年04月28日付 Zaman 紙

民族主義者行動党(MHP)は政党の閉鎖が困難化されることを注視し、与党の提案を待っているところだ。この件におけるデヴレト・バフチェリMHP党首の展開を支援するMHPイスタンブル選出のミトハト・メレン議員は、問題解決の場は議会であると語った。

メレン議員は、「法と民主主義に信があるならば、我々は政党の閉鎖を新制度につなげなくてはなりません。これを、憲法改正に始まり、政党法や個人的犯罪におよぶ新実施事項の内に入れ込む必要があります。この件では我々にも用意があります。犯罪は個人毎になるか裁判所の判決が下されるでしょう」と述べた。

欧州民主主義財団(ADV)の招待客としてケルンを訪れたメレン教授は、アイドゥム・ヤルドゥムジュADV理事長とともにトルコ人の市民社会組織の運営者たちと会談した。メレン教授は、目下議題の諸問題を検討し、注目すべき発言を行った。同氏は公正発展党AKPに関する解党訴訟に言及し、最近なされた決定では国民の意思と司法判断が衝突していると強調した。この点で支障が見受けられたと指摘し、次のように語った。

「私は野党議員としてAKPを日々批判していますが、それとこれとは別問題です。つまり、その場その場で適切な対処をしているということです。この体制を再構築しなくてはなりません。今生じていることで教授たちのみが作成する憲法は不十分であることが今一度理解されました。憲法の改定は議会でなされるべきで、議会が主導すべきものです。願わくは、こうした展開にならないうちにこの改定作業がなされればよかったのですが。」

メレン教授は、大学におけるスカーフ問題の改定と大統領選挙を支援したことで自身も脅迫まがいの批判を受けたことを引き合いにだし、「そうした件で極めて正しく振る舞ったと信じています。341名の議員を擁して国会に入った政党が、大統領あるいは候補を選出することは当然です。憲法には立法、行政、司法という形で三権分立制度があります。これらが齟齬を来すようにすべきではありません」と警告した。

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( 翻訳者:幸加木 文 )
( 記事ID:13694 )