脱毛予防の秘訣は「幸せであること」
2008年04月24日付 Jam-e Jam 紙

【保健部】医科学大学の学術委員で皮膚・毛髪の専門家は、「幸せであること、幸せな人生を送ることは長生きの秘訣であるが、それは脱毛の予防にもなる」と語った。

 アリー・エブラーヒーミー博士は本紙記者とのインタビューにおいて、以下のように付け加えた。「病気が原因の脱毛でないならば、男女ともストレスを感じないこと、幸せでいることで脱毛を予防できることを研究は示している」。

 皮膚は体の鏡であり、毛髪も皮膚の一部であるため、毛髪が健康であることは体が健康であることを表している。

 エブラーヒーミー氏によると、ストレスの原因となるものから身を遠ざけること、正しい食生活を送ること、そして運動をし体を動かすことが、魂の健康と精神の幸福に通じるという。

 同氏はストレスがもっとも大きな脱毛の原因であるとして、次のように述べた。「精神的な困難や圧迫は、時の経過とともに脱毛を引き起こしかねない。それとは対照的に、ストレスフリーで幸福な生活を送ることは髪の成長にプラスの影響を与えことがある」。

 皮膚・毛髪の専門家である同氏は、脱毛症にかかっている人には不安や強迫観念に悩まされているケースが多いとして、「この病気を治療するためには、医師の診察を受けるべきだ」と勧める。

 エブラーヒーミー氏はまた、人間の毛髪は約3~8年間成長を続けるとする研究に触れ、以下のように述べた。「日に平均50~100本の毛髪が抜けることは人間にとって自然なことであり、一日のうちに多少の毛髪が抜けたとしても健康な人にとっては心配するに値しない」。

 彼はその上で、「多少の毛髪が脱けても、自然に新しい毛髪が生えてくるため、これを病気と考えるべきではない。他方、自然な脱毛プロセスでは、脱毛の量は春夏が少なく、秋冬に多くなるということが研究によって示されている」と付け加えた。

〔後略〕

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( 翻訳者:尾曲李香 )
( 記事ID:13708 )