ムバーラク大統領が訪仏、レバノン情勢に関して協議へ
2008年04月15日付 Al-Nahar 紙

■ ムバーラク大統領、シリアに解決のための具体的なイニシアチブを期待

2008年04月15日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面

【MENA、UPI】

 エジプトのホスニー・ムバーラク大統領は、レバノン次期大統領選出をめぐる危機の解決の方策についてニコラ・サルコジ・フランス大統領と協議を行うためにパリを訪問する前に昨日、「レバノンの各勢力には合意の実現における基本的な責任がある」と強調しつつ、シリア政府が解決に便宜を図るための「具体的な」イニシアチブをとるよう促した。

 中東通信社(MENA)によるとムバーラク大統領は、次の日曜から3日間にわたるフランス訪問中、サルコジ大統領と会談して中東和平プロセスや、地中海の南北の諸国を含む地中海連合設立構想について協議を行う。フィリップ・コスト駐カイロ仏大使は、ムバーラク・サルコジ会談ではレバノンの状況について話し合われるだろうと述べた。

 また、スライマーン・アウワード大統領府報道官は、「エジプトは姉妹国シリアからであれ、合意の実現における基本的な責任があるレバノン各勢力からであれ、迅速かつ具体的な進展を実現しうる新たな姿勢を期待している。…しかし、現在に至るまで、新たな明るい兆しが見出だせたとは言えない」と述べた。

 またアウワード報道官は、「エジプト大統領とレバノンのナビーフ・ビッリー国会議長との会談は、大統領選出の期日以前からのレバノン情勢に対するエジプトの立場を提示するという点で非常に明確で率直なものであった」と述べ、[サウジアラビアの]アブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王らとのムバーラク大統領の協議が、「アラブ地域の関心を集める2つの課題について集中的に行われた。1つ目は真の危機に直面しているパレスチナ問題、そしてレバノン危機である。どちらも具体的な進展の実現を急ぐための真摯な努力を必要としている」と述べた。またアウワード報道官は、「求められているのは、レバノン各勢力の合意を成立させ、対立を捨て去り、レバノンの利益を優先し、レバノン危機に関して遅れることなく迅速な緊張緩和を実現するために地域的な努力と連携・協力をすることだ」と述べた。

(後略)

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( 翻訳者:久田理恵 )
( 記事ID:13731 )