ヨルダン国王が米大統領およびパレスチナ大統領と会談
2008年04月22日付 Al-Nahar 紙

■ アブドゥッラー2世国王がブッシュ大統領およびアッバース大統領と会談:「和平プロセスには具体的な日程が必要」

2008年04月22日付アル=ナハール紙(レバノン)HP一面

【AFP、ロイター、AP】

 ヨルダン国王アブドゥッラー2世は昨日、ホワイトハウスでジョージ・ブッシュ米大統領と会談し、パレスチナ・イスラエル間の和平プロセスは明確な基礎と具体的な日程に基づいて行われなければならないと述べた。アメリカ政府は来年1月までに中東和平合意を成立させることを目指している。

 ブッシュ大統領は中東外交の2日間をアブドゥッラー2世国王との1時間の朝食をもって開始した。

 ヨルダン大使館の声明によると、ヨルダン国王は「明確な基礎と具体的な日程に基づいてパレスチナ・イスラエル間の交渉を推し進めることが不可欠だ」と述べた。

 また、「全当事者がこれまでの約束を遵守し、アナポリス和平会議において成立した合意の上に今後のプロセスを築き上げる重要性」を強調した。またアブドゥッラー国王は、「イスラエルがパレスチナ側との交渉を脅かす措置を一切とらないこと」と「イスラエルのすべての入植活動の停止、封鎖やパレスチナ人の移動制限といった政策の停止」の重要性を訴えた。

(後略)

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( 翻訳者:根田文佳 )
( 記事ID:13734 )