サウジ政府、イラクでのテロ行為を教唆された自国民について遺憾の意を表明
2008年04月29日付 al-Sabah al-Jadid 紙

■サウジアラビア政府、イラクでのテロ行為を教唆された自国民について遺憾の意を表明

2008年04月29日サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面

【リヤード、諸通信社】

 サウジアラビアの副内務大臣は、一部のサウジ青年が扇動の犠牲となり、熱意を胸にイラクを目指していることについて遺憾の意を表明し、「イラクの人々の役に立つと考えての行動ではあるが、実際には彼らは何の役にも立たないことに参加している」と語った。

そして、「我々は常にいかなるサウジ国民もサウジ国境を越えてイラクへ侵入してはならないと明言しており、誰もそのことを否定できない」「我々は同胞たるイラク人、あるいはイラクに駐留する多国籍軍に個人情報を提供するよう求めているのだが、これが難しい。要求に応じてもらったことがない」などと語り、国境を管理し、暴力行為を遂行するためにイラク領へ侵入しようとする行為を防止するよう、隣国イラクに要求した。

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( 翻訳者:齋藤睦美 )
( 記事ID:13747 )