社会保障改革、トルコ刑法第301条の変更法案、ギュル大統領が承認
2008年05月08日付 Yeni Safak 紙

アブドゥッラー・ギュル大統領は、2つの法案を承認し、1つをトルコ大国民議会に差し戻した。

大統領官邸の広報部が行った発表によると、ギュル大統領は、社会保障法の改革に関する法案第5754号および刑法第31条の変更を予定した法案第5759号を承認した。しかし、ギュル大統領は、独立会計士法の変更を予定した法案第5760号については暫定法案の第10条を再び審議するよう、トルコ大国民議会に差し戻した。

■ グリーンカードは廃止される

ギュル大統領が承認した社会保障法と国民保険法に従って、グリーンカード(*無保険者への治療費免除資格)適用は2年後に終了する。グリーンカードの対象者たちは国民保険の中に含まれることになる。同法によると、社会保険機構(SSK)では保険料の基準として評価されるのは、賃金、保険料、賞与、民間保険と個人年金に支払われる合計額といった総額である。また、同法は未登録の雇用を妨げるという目的のため改正も準備している。それによると、事業規模、従業員数といった判断基準を検討しつつ、雇用主、従業員の賃金、保険料、賞与といったすべての支出を銀行口座に預けることになる。

Tweet
シェア


現地の新聞はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:高岡望結 )
( 記事ID:13762 )