エルドアン首相、新任知事らに助言 「現場を見ること、平等に接することが大切」
2008年05月09日付 Yeni Safak 紙
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、新任知事に助言・忠言した。同首相は、知事に加え、首相、大臣、市長らが、日頃の仕事を進め現状維持するだけではだめだと述べた。同首相は、地元と住民の将来に貢献しなければ、成功を収め信用を受けることにならず、赴任地を魅力的な場所にせねばならないと強調した。
行政サービスを行うときに、県民を抑圧せず、無理強いせず、文明的な関係に基づき行動しなければならないと話すエルドアン首相は、経済に関して知事に以下の忠言をした。「国家が生産と雇用から手を引き、規則を定め、計画し、監督する仕組みとなるには、民間部門と市民社会が力をもつことで可能となる。今日、国民が未だに雇用に関して国家に頼っているのは、各県で民間が生産と雇用を十分に導いていないためである。地方の発展は、県知事や市長が真剣に対策を考えなければいけない重要な問題となった。」
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( 翻訳者:田辺朋子 )
( 記事ID:13769 )