保健相、公的病院で働く医療関係者のスカーフ着用に警告
2008年05月12日付 Radikal 紙
アクダー保健大臣は、公的病院で働くスカーフ着用の医療関係者に次のように警告した。
「私たちはこの問題について非常に明確な立場をとっている」
レジェプ・アクダー保健相は、保健機関で働くスカーフ着用の医療関係者の問題について、次のように話した。この問題は、公正発展党(AKP)に対して起こされた解党請求裁判の起訴状にも「根拠」として使われている。
「公共でのルールがあるのであれば、皆、このルールに従わなければなりません。(従わない場合は)相応の行政上措置がとられましたし、今後もそういった措置がとられるでしょう」
アクダー保健相は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相と共に開会式に出席すべく、リゼに行った。エルドアン首相が一昨日の10日にギュネイスにある自宅に閉じこもると、アクダー保健相も、メフディ・エケル農務大臣、シェイマ・アクダー夫人、そして幼い娘のレムズィイェちゃんと連れ立って標高1500mにあるリゼの有名なアイデル高原に行った。そこで記者に、メディアでも報道された病院におけるスカーフ着用の医療従事者に関する質問をされた。アクダー大臣は、「適切な措置がとられるだろう」というメッセージを次の言葉を使って述べた。
「この問題について我々はとても明確な立場をとっています。公の場でルールがあるのであれば、皆このルールに従う必要があるのです。しかし我が省には30万人の職員がいます。30万人の職員の中にはあなたがたがいうルールやその他の決まりを守らない人も出てくる可能性があります。それらの人たちについては、その部署において必要な行政措置がとられました。重要なのは、今後もこのような措置が実施されるということです。
我が省は3人、30人、あるいは300人といった少数の職員が働く組織ではないのです。30万人の職員とともに働いているのです。ありとあらゆる態度を示す可能性のある人たちがいるのです」
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( 翻訳者:萩原絵理香 )
( 記事ID:13811 )