《輝く才能》検定試験で設問の30%に誤りが発見
2008年05月08日付 E'temad-e Melli 紙

【ファールス通信】〔イラン全国の秀才たちを発掘し英才教育を施すための〕《輝く才能》検定第1試験で出された50の問題のうち、15の設問ならびに選択問題に誤りが見つかった。《輝く才能》検定試験に参加した生徒の保護者の1人は、「現在、全国規模で行われたこの試験に参加した他の生徒の保護者とともに、《輝く才能》検定試験を主催しているSAMPAD(Sazman-e Melli-ye Parvaresh-e Este'dad-ha-ye Derakhshan=輝く才能養成国民機構) の事務所前で、今回の検定第1試験の実施に抗議する集会が行われているところだ」と語った。

 この保護者は続けて、「この検定で出された50の問題のうち、15問に誤りがあった。このことは、《教育研究計画立案機構》の教科書編纂事務局の専門家たちも認めている」と指摘する。

 この保護者はさらに、教育省の事務局も4つの設問に誤りがあったことを認めていると指摘し、さらにこう加えた。「問題に誤りがあれば、試験の最終結果にも相応の影響が及ぶはずだ。受験者の合格結果も完全に変わってしまう可能性がある」。

 この人物はその上で、「生徒の保護者らは何度も抗議したが、《輝く才能》機構の長官からはこれまで何の回答も受け取っていない。にもかかわらず、この検定の第2試験が、オルディーベヘシュト月20日〔5月9日〕金曜日にも行われようとしている」と語った。

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( 翻訳者:水谷陣也 )
( 記事ID:13850 )