安保理のレバノン対策は調停後、米政府はレバノン軍援助を決定
2008年05月15日付 Al-Nahar 紙

■ 安保理、対策はアラブ連盟の調停の結果を待ってから
■ 米政府、早急なレバノン軍支援を決定

2008年05月15日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面

【ニューヨーク:シルヴィヤン・ザヒール】
【ワシントン、諸通信社】

 アメリカの要求に従って、国連安全保障理事会の理事国はレバノンの最近の情勢について協議を行った。しかし安保理は、対策を講ずる前にアラブ連盟閣僚級委員会による調停の結果を待つ様子であり、アメリカ政府はレバノン軍への軍事支援物資を早急に輸送することを決定した。

■ 安全保障理事会

 安保理の今月の議長国であるイギリスのジョン・サワーズ国連大使は、「安保理はアメリカの要求に基づいて、スーダンに関する会議の際に、レバノンの最近の情勢と戦闘、西ベイルートの治安の悪化について特別に協議を行った」と述べ、「レバノンに関しては、近いうちに再び協議が行われるだろう」と付け加えた。

 国連の外交筋は、「安保理の協議では、アラブ連盟の調停の結果が待たれるなか、意見交換がなされた。レバノンに関して決議を採択するのは時期尚早だ」と明らかにした。これは、先にフランスのベルナール・クシュネル外相が述べたこととは対照的であった。国連のヨーロッパの外交筋は、「現時点では、我々の支持するアラブ連盟の調停の結果次第だ」と述べた。

 また西洋の外交筋は、「アメリカとフランスは、安保理に提出する可能性のある決議案の草案について協議を行った」と明らかにした。

 アメリカ国務省のトム・ケイシー報道官は、「現段階では、この協議がどのような動きにつながるかは完全には明らかではない。しかし、確実に重要なのは、安保理がこの問題について活発に協議できるということだ。...これは、理事国の多くが大いに懸念している問題であり、我々は、我々の到達点を見極めるために尽力する」と発表した。

(後略)

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( 翻訳者:桑山沙央里 )
( 記事ID:13852 )