アタテュルク廟での公式行事では初めて イスラーム風スカーフ着用女性が出席
2008年05月21日付 Milliyet 紙

「スカーフ」は、公正発展党が政権に就いた2002年からこれまで、さまざまな危機の要因となってきた。このスカーフが初めて、アタテュルク廟の式典に入った。

オーストリアのハインツ・フィッシャー大統領は、アブドゥッラー・ギュル大統領の国賓としてアンカラで会談日程をこなしている。ハインツ・フィッシャー大統領によるアタテュルク廟訪問時、彼に同行したエネルギー・自然資源大臣のヒルミ・ギュレル氏とイスラーム風スカーフを着用したメフタプ・ギュレル夫人も「獅子の道」を歩き、霊廟に花輪を捧げる際に同行した。アタテュルク廟訪問の際、フィッシャー大統領にはアンカラ中央司令官ナジ・オズデミル准将も随行した。

イスラーム風スカーフを着用している国民がアタテュルク廟を訪問することに関して、いかなる制限も存在しない。しかし昨日、5月20日、メフタプ・ギュレル夫人は、式典に参加したという点で、アタテュルク廟では初めてのことを行ったことになる。

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( 翻訳者:栗林尚美 )
( 記事ID:13876 )