セムラ・オザルも古巣へ、チルレルは代表団と面談へ
2008年05月22日付 Milliyet 紙

統合が確実になっていたが、総裁の人事と新たな骨組みの問題について合意に至らなかったために、連立政権の幕を白紙に戻していた民主党(DP)と祖国党(ANAP)が、再び動き出した。

タンス・チルレル元首相は民主党からの会談の要請を受諾した。チルレル元首相は、23日の金曜日にDP党首理事会のメンバーであるトゥラン・ギュヴェン氏、ネヴザト・ジェイラン氏、エルドアン・セズギン氏、ハルン・アクン氏、ネジャティ・ヨンダル氏と執行委員会(GİK)のメンバーであるメリケ・エリタシュ氏とムスタファ・エラスラン氏と会談する。
民主党の幹部は、チルレル元首相に、「もし総裁への出馬要請を受け入れてくれるなら、15日以内に総会で総裁となること決定します。復党してください。明確な答えを期待しています」と伝えることになる。
チルレル元首相が要請を受け入れたとすると、民主党臨時総会において、スレイマン・ソイル総裁は総裁候補に名乗りを上げないであろう。チルレル元首相が要請を受け入れなかった場合、民主党は通常総会をこの秋に行うと思われる。
党員の資格を更新しなかったために、党規則により党員資格を失ったセムラ・オザル氏も、数年ぶりに昨日5月21日に祖国党本部を訪れた。オザル氏は、祖国党の25周年を祝う企画で用意された、「過去から未来へ 祖国党の四半世紀」と題されたパネルディスカッションに参加した。オザル氏は古巣に戻ってきたと述べ、党員になることを希望した。セムラ・オザル氏の党員申請書は党本部に受理され、住民登録をしているサルイェル市の祖国党支部に送られた。
選挙の後、党内で意気消沈していたエルカン・ムムジュ氏は臨時党大会を6月28日に行うことを決断した。中央決定委員会が先日の会合で承認した今度の党大会で、ムムジュ氏は信頼回復に努めるであろう。
オザル氏の息子アフメト・オザル氏も祖国党への党員申請が受け入れられたのち、総裁の候補者となるべく水面下での交渉が始まっている。

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( 翻訳者:高岡望結 )
( 記事ID:13887 )