ギュル大統領「パムクのノーベル賞はトルコ語に与えられたともいえる」
2008年05月27日付 Yeni Safak 紙

トルコ語を正確にかつ美しく使用しているラジオ番組とテレビ番組に対し、ラジオ・テレビ高等機構(RTÜK)が授与する賞が、授与者を決定した。大統領アブドゥッラー・ギュルは、彼の運営下にある賞を、大統領府で催された式典で番組制作者に授与した。ギュル大統領は、いまやトルコ語が最も力を得ている時代であると強調し、作家オルハン・パムクがノーベル賞を受賞したことに触れ、次のように述べた。「実際のところ、ある意味ではノーベル賞はトルコ語に対し与えられたのだ。」

ギュル大統領は、芸術のあらゆる分野における成功が明らかにトルコ語の力を示していると語り、言葉が生き生きとしており、発展すべきことにも触れた。ギュル大統領は、トルコ語が将来さらに力をもつという信念を語り、ここ数年でトルコ語から外国語へ翻訳される(作品の)数が増加していることを指摘した。そして、「私たちの言語を守り、成熟させ、発展させられるかは私たち次第だ。私たちの言語を衰退させないことも私たちの責任である」と語った。式典ではスピーチに続き、賞が大統領ギュルによって番組制作者たちに授与された。RTÜKから賞を受賞した番組は以下の通りである。

「おかあさん」(チャンネルD)、「デルヤ・バイカル的ライフスタイル」(ショーTV)、「文学の広場」(TRT2)、「そして、人」(NTV)、「トルコ日記」(CNNトルコ)、「チャンネル7・モーニング」(チャンネル7)、「エルカン・タンとともに~首都より」(TV8)、「奇跡のメロディー」(クラルTV)

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( 翻訳者:萩原絵理香 )
( 記事ID:13932 )