■ ムバーラク大統領、スレイマーン新大統領に電話、レバノン危機解消歓迎の意を伝える
■ 明日の大統領選出後にセニョーラ内閣辞職
2008年05月24日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面
ホスニー・ムバーラク大統領は昨日、各派合意済みの大統領候補であるレバノン国軍司令官ミシェル・スレイマーンに電話連絡し、レバノン危機解消の兆しを歓迎すると表明した。そしてエジプト政府と国民は姉妹国であるレバノンの安全と安定が実現するよう期待していると伝えた。
ベイルートでは、レバノン国民議会が明日、ミシェル・スレイマーンを次期大統領に選出する重要な会合を招集する。選出され次第、フアード・アル=セニョーラ内閣率いる現内閣は総辞職し、新大統領はドーハ合意に基づいて挙国一致内閣を組閣すべく、各会派と閣僚ポストをめぐる協議に入る。
会合にはカタールのハマド・ブン・ハリーファ・アル=サーニー首長が出席し、演説する予定。さらにフランス外相ベルナール・クシュネル、スペイン外相ミゲル・モラティノス、イタリア外相フランコ・フラッティーニも出席する。おそらくトルコ首相レジェップ・タイイプ・エルドアンも出席するであろう。一方、フランス大統領ニコラ・サルコジは次期大統領を祝福するため、数時間のうちにベイルートに向かう。
(後略)
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( 翻訳者:梅原春奈 )
( 記事ID:13941 )