エルドアン首相、損害賠償請求裁判おこす
2008年05月29日付 Yeni Safak 紙
タイイプ・エルドアン首相は、出演したあるテレビ番組で使われた言葉により「個人の権利を攻撃された」という理由で精神的苦痛を受けたとして、エルハン・ギョクセル氏に対して5万YTL(約440万円)の損害賠償請求裁判を起こした。
エルドアン首相の弁護士ファーティフ・シャーヒン氏とムアッメル・ジェマルオール氏により始められた裁判ではその訴状の中で、「憲法裁判所のオスマン・パクスュト副長官が盗聴されていた」という主張について、ギョクセル氏がエルドアン首相に対し様々な非難をしたと説明されている。
一方、エルドアン首相の妻エミネ・エルドアン夫人は、彼女自身とアブドゥッラー・ギュル大統領の妻ハイリュンニサ・ギュル夫人に関するニュースの中で「個人の権利が攻撃された」という理由で、テンポ誌と同誌のジェマル・スバシュ特派員、ポスタ紙に対しそれぞれ1万YTL(約88万円)の精神的苦痛に対する損害賠償請求を別々に起こした。
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( 翻訳者:小野寺香織 )
( 記事ID:13945 )