エジプト、代替エネルギーなどの分野でベルギーとの協力関係を強化
2008年05月26日付 Al-Ahram 紙
■ 風力発電でベルギーと合同プロジェクト
2008年05月26日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面
「エジプトとベルギーとの関係は発展し、近年、大きな飛躍を見た。これは通商と相互投資の規模拡大、特にすでに発効したエジプト・EUパートナーシップ協定の枠内での拡大を可能にするものだ」とアフマド・ナズィーフ首相は断言した。
ベルギーはエネルギー、石油、石油化学の各分野でエジプトに協力すると提案したが、とりわけ発電量の20パーセントを非従来型のエネルギー、すなわち代替・再生可能エネルギーに転換することを目標に掲げている。ベルギー側が経験を提供するのは風力発電、農・産業廃棄物のリサイクル利用、遠隔教育、インターネット上での政府サービス利用の各分野。
以上のことは昨日、エジプト首相がベルギーの皇太子、フィリップ王子と行った拡大会合の場で表明された。またナズィーフ首相は昨日行われた別の会合で、ギザ県のロータリー整備や同県の開発総合計画策定、スラム地区開発について話し合った。
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( 翻訳者:南・西アジア地域言語論アラブ・メディア研究 )
( 記事ID:13977 )