ギュル大統領、「イスラーム文化と世俗主義の争いはない」 訪問先の日本でコメント
2008年06月07日付 Milliyet 紙

アブドゥッラー・ギュル大統領は、訪日3日目に日本の衆議院議長を務める河野洋平氏と会談した。
大統領は、東京にあるトルコ式モスクで金曜礼拝を行い、日本の公共放送NHKでインタビューに答えた。昨日、6月6日に行われたギュル・河野会談はおよそ30分に及んだ。

トルコ日本友好議員連盟の議員達と面会したギュル氏は、その後、東京で唯一のモスクであるトルコ式モスク(東京モスク)で金曜礼拝を行った。さらにその後、日本の公共放送NHKのインタビューに答えた。その際、ある質問に対して、EU加盟に関する交渉が続いていることを指して、「トルコは方向性をはっきりと示してきました。多少の議論はありえるでしょう。しかし方向は明らかなのです。それはトルコのEU正式加盟です」と述べた。

またギュル大統領は他の質問に答える際、トルコは大多数をムスリムとする国であるが、日本と同様に伝統を守りながら近代化の道を歩んでいると述べた。ギュル大統領は、「イスラーム文化と世俗主義の間に衝突などありません。トルコの将来について、どうかご心配なさらないように」と語った。

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( 翻訳者:杉田直子 )
( 記事ID:14018 )