公正発展党と共和人民党はどこかで対立をやめるべき -今の政治形態維持が大切
2008年06月11日付 Milliyet 紙
民族主義者行動党(MHP)のデヴレト・バフチェリ党首は、公正発展党に対して行われている解党裁判で名が挙がっていない国会議員により新しい政党の設立や組閣を提案し、「私の懸念はエルドアンが犠牲となることではない、体制が救われることにある」と述べた。
民族主義者行動党(MHP)のバフチェリ党首は、「共和人民党を筆頭にすべての政党は、今の政治体制が崩壊するなら、自分たちもその下にいることを忘れてはならない。今日まで揺れ動く政治の両端に位置する公正発展党(AKP)と共和人民党(CHP)は、少なくとも今日の政治体制のバランスを保つために政治責任の点で話し合うべきだ」と話した。
バフチェリ党首は、民族主義者行動党の党集会で、憲法裁判所が下したスカーフ改正に対する無効判決を「当然のことを宣した」と評した参謀総長ヤシャル・ビュユクアヌト大将と空軍司令官アイドーアン・ババオール大将のふたりを、名を挙げずに批判した。バフチェリ党首は、「解決できないようなことを『当然の宣言』との論理で無理に受け入れるのではなく、社会の良心が受け入れるような解決策を『道理にかなった判決』とするのが正しい見識である」と述べた。
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( 翻訳者:栗林尚美 )
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