ベフヌードのキサース刑執行時期、再び確定
2008年06月02日付 E'temad-e Melli 紙

以前、司法権長の指示により一度だけ停止されていたベフヌード・ショジャーイーへのキサース刑〔同害報復刑〕の執行が、今月ホルダード月22日(6月11日)にも行われる予定だ。

 これより前、ベフヌードへのキサース刑執行の時期が確定されたことを受けて、最初の声明を発表したのは、アムネスティー・インターナショナルとEU議会であった。彼らはそれぞれの声明の中で、この刑の執行停止を求めていた。

〔中略〕

 このことに関し、ベフザード・モハンマディー、ベジュマーン・バーゼギー、カームビーズ・ディールバーズ、サーム・デラフシャーニー、ジャヴァード・ハーシェミー、ジャヴァード・アーベディー、ショフレ・ロレスターニー、ベフヌーシュ・タバータバーイー、及びプーヤー・アミーニーなどの演劇・テレビ・映画界の文化人らも、ベフヌードへのキサース刑執行停止を司法権長に要請していた。刑の執行が停止されれば、被害者遺族から〔キサース刑免除に関する〕同意を得るための和解の可能性も開かれるはずだったが、しかし最初の刑の執行停止では、被害者遺族の同意を得るための努力が実ることはなく、二度にわたる和解協議も不調に終わった。その結果、ついにベフヌードへのキサース刑の執行時期が再び確定された。

 この事件は、84年モルダード月27日(2005年8月18日)23時に起こった。喧嘩の末、19歳の若者が殺害されたとの通報を受けとったヴァナク警察の捜査官らは、事件現場で、17歳のベフヌードという若者が19歳のアフサーンという名の別の若者と喧嘩をし、アフサーンをジュース瓶で投打、殺害したことを突き止めた。

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( 翻訳者:尾曲李香 )
( 記事ID:14050 )