今井瑞恵さん、日本で「トルコ伝統レース(イーネ・オヤ)の会」を結成
2008年06月17日付 Radikal 紙

休暇で訪れたトルコで刺繍の編み方を学び、後にトルコ伝統レース(イーネ・オヤ)に関する2冊の本を刊行した日本人の今井瑞恵さんが、日本で「オヤ・クラブ」を設立した。

休暇で7年前トルコを訪れた大正大学文学部歴史文化学科の学生であった今井瑞恵さん(31歳)は、その時アンタリアで自身がプレゼントとして受け取ったトルコ伝統レースに魅了された。こうして今井さんはトルコ伝統レースに関する研究を開始し、レースの編み方を学び、そして繰り返しトルコを訪れるようになった。今井さんは、アンタリヤ、コンヤ、ブルサ、メルスィン、アダナ、マルディン、ウシャク、ディヤルバクル、そしてトラブゾンを訪れ、こうした土地でトルコ伝統レースの収集を始めた。

トルコ特有のレースを紹介する目的で2006年に1冊目の本を刊行した今井さんは、今年初め、トルコ伝統レースの編み方についての2冊目の本を出版した。

今井さんは、アナトリア通信(AA)担当記者のインタビューへの回答で、今日まで500近いトルコ伝統レースを集め、コレクションにしているのだと語った。今井さんは日本に帰国した後、東京のいくつかのカルチャーセンターでトルコ伝統レースを教える講座を始めたという。そして、(日本人の)関心の高まりを受け、日本の女性にもより分かりやすいようにと2冊目のトルコ伝統レースの本の刊行を決めたのだと話した。

■トルコ伝統レースを「オヤ(レース)の会」を通して紹介する予定
今井さんは、日本の各都市から依頼が寄せられている状況を受け、インターネットを通じて、多くの主婦を始めとするレースに関心をもつ人たちに講座を行い続けると述べた。日本でトルコ伝統レースに魅せられた友人とともに、オヤ・クラブ(オヤの会)を設立する旨を明らかにした。

今井さんは、オヤの会がこの分野における日本で初めてのクラブになると述べ、クラブの目的は、地方色がありまたトルコ特有の手工芸であるレースを紹介することであると強調した。

今井さんは、彼女たちのクラブが設立されたばかりなのにもかかわらず、メンバーはすでに50人に達していると話した。そして、メルスィンのチャムルヤ市長、アンカラのナルハン市長、バルケスィルのギョネン市長、イズミルのオデミッシュ市長と面会を行い、こうした地方でより多く生産され、この地域特有のレースを日本で紹介し販売することを考えていると述べた。
今井さんはこうした取り組みが商業主義に走らないようにすることを強調し、次のように続けた。

「我慢強さ、並々ならぬ才能、そして努力を必要とするこのような手工芸を日本の人にも知ってもらいたい。しかし、トルコ伝統レースに関して書かれたまとまった文章はトルコでも日本でも見つからなかった。そのため、私自身四苦八苦しながらここまで来た。トルコの友人たちのサポートがあってこそ、私たちは一定の成果を成すことができた。クラブの設立によって、トルコ伝統レースを日本に紹介し、展覧会を開き、さらにトルコで日本人女性たちが編んだレースの作品を発表することが目的だ。レースが編まれている地方の市長たちとの面会は大変有意義だ。彼らの協力によって私たちはさらに多くの人たちにトルコを紹介することができる」

今井さんは、文化観光大臣に再三にわたって助言を要請するも、今日まで充分な協力が示されていないことに苦言を呈した。

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( 翻訳者:萩原絵理香 )
( 記事ID:14095 )