アフリカ・サミット準備のため、常駐代表者会合始まる
2008年06月25日付 Al-Ahram 紙

■ アフリカ・サミット準備のため、常駐代表者会合始まる
■ シャルム・シェイフサミットで食糧危機、物価高騰、開発をめぐるエジプト提案を議論

2008年06月25日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP国際面

【シャルム・シェイフ:アティーヤ・イーサウィー、マフムード・アル=ヌービー、サーリー・ワファーイー】

来週月曜に始まるアフリカ・サミットの準備会合が昨日、シャルム・シェイフで始まった。アフリカ連合(AU)加盟国の常駐代表者が集まり、サミットの作業計画について事前に話し合うためだ。その結果は今週の金・土曜日に予定されている閣僚執行理事会に提示された後、アフリカ・サミットで承認を受ける。

2日間にわたる常駐代表者会合に参加するエジプト代表団を率いるのは、ターリク・グネイム駐エチオピア大使兼AU常駐代表。アフリカ外交筋が明らかにしたところによると、2日間にわたるこの第16回常駐代表者通常会合で、数々の政治・法律・制度・財政・経済・社会・文化問題が話し合われるという。また常駐代表者たちはAU委員会の予算と予算配分に関する専門委員会報告やアフリカ統一機構‐アフリカ連合憲章の現状報告を検討するほか、法相会議の勧告に従っていくつかの非アフリカ諸国による「国際司法権」原則の使用に関するAU委員会報告について討議し、さらには選挙委員会報告、経済・社会委員会の例会に向けた準備、アフリカ内難民・避難民の状況について議論する予定。

またこの会合では、食糧価格の高騰と食糧の安全保障に関する高レベル会合報告、アフリカ女性のエンパワーメントに関するマラウィ・大陸会議報告についても検討される。

(後略)

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( 翻訳者:梶田知子 )
( 記事ID:14198 )