首相と内相の「盗聴」疑惑、議会審議へ
2008年07月01日付 Milliyet 紙

オンデル・サヴ幹事長が盗聴されたと主張したことに続き、共和人民党(CHP)がレジェプ・タイイプ・エルドアン首相とベシル・アタライ内務大臣の「盗聴」を主張し提出した証人喚問請求は、今日、トルコ大国民議会総会で審議される。

議会による証人喚問を実施するか否かについての審議では、承認喚問請求を提出した議員らを代表して国会議員ひとりと、個人を代表して国会議員3人に続き、アタライ内務大臣が答弁をする予定だ。議会審議後、承認喚問を開くか否かについて総会で無記名投票が行われる予定だ。

証人喚問請求提議書では、「憲法、ならびに人権を保障する国際的な取り決め等で保証されている私生活の尊重と保護に関する権利がしばしば、それも一定の基準なく侵害されていることを黙認し、警察組織の特別部署の手により不法な盗聴を行う下地を整備させこれを保護していること、そしてこれらの行動がトルコ刑法第257条にある職権濫用にあたる」という事由により、エルドアン首相とアタライ内相について証人喚問が行われることを求めていた。

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( 翻訳者:大田垣綾子 )
( 記事ID:14204 )