首相府、空想のシナリオがつくりだされていると声明 -エルドアン首相・バシュブー陸軍大将会談が憶測の対象に
2008年07月03日付 Milliyet 紙
首相府は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相と陸軍司令官イルケル・バシュブー陸軍大将が行った会談で、エルゲネコン捜査の一環として一昨日(7月1日)に実行された拘束について、話し合われた事実はないとともに、拘束について話し合われたとする「空想のシナリオ」が流布されていると述べた。
首相府報道局は、バシュブー陸軍大将が会談に関し昨日(7月2日)の午前中におこなった会見の数時間後に、文書で声明を出した。文書には次のように書かれている。
「いくつかのメディアでは、昨日(2008年7月1日)の検察局の捜査において何人かが拘束されたことを、2008年6月24日に行われたエルドアン首相とバシュブー陸軍大将会談に関連付ける向きがあるように思われる。しかし、このことに関して会談では決して話題には上らなかったばかりか、(もし話題にしたなら)検察の捜査と裁判所の決定についてどうしても論じざるをえないということからして、そのようなことはもともと可能ではない。
憶測の域を出ないこの空想のシナリオは意図的に流布されたものだと位置づけている」
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( 翻訳者:高岡望結 )
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