サバンジュ・ホールディング、電力事業を重視 -65億ドルの投資を計画
2008年07月06日付 Yeni Safak 紙

サバンジュ・ホールディング・エネルギー・グループは、7年間で電力事業に65億ドル(約6400億円)投資することを計画している。グループ代表のセラハッテン・ハクマン氏は、原子力を除くすべての分野において、オーストリアのヴェルブンド社と共同で事業展開を図ると語った。  

サバンジュ・ホールディング・エネルギー・グループ代表のセラハッテン・ハクマン氏は、オーストリアのヴェルブンド社と共同で2015年までに、原子力発電所を除いた電力事業へ65億ドル投資することを明らかにし、エネルギー分野における市場開放に期待を寄せた。ハクマン氏は、「電力業界が、すべて組織と規則でもって動く自由な構造を持つことを期待する」と述べた。

■我々は新しい共同事業者となる

電力業界でリーダーとなるために、総投資額の35パーセントは水力発電、30パーセントは天然ガス、30パーセントは石炭、5パーセントは風力への分散投資を計画しているというハクマン氏は、ヴェルブンド社以外のある外国のパートナー企業と話し合いを行い、原子力発電所について合意しているとのメッセージを伝えた。ハクマン氏は、原子力への投資では、投資者がだれであるかが重要になると述べた。

■入札に参加し続ける

ハクマン氏は、ボアズィチ電力供給株式会社(BEDAŞ)の入札獲得後の新しい目標を明らかにする一方、ヴェルブンド社とともにトルコにおける電力生産と供給を、大口および小口の取引をさらに発展させながら、進めていくつもりであると述べた。「我々は電力生産への投資を、諦めることなく続けていくつもりであり、今後の電力供給に関する入札では、われらが目標を獲得するために努力するつもりである。ヴェルブンド社とともに2015年には、少なくとも市場の10パーセントを獲得し、約5,000メガワットの設備容量に到達することを目標としている。我々は、2015年までに、電力生産分野で65億ドルの投資を行う計画である」と語った。

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( 翻訳者:岸田圭司 )
( 記事ID:14232 )