ユネスコ、イスタンブルの世界遺産リストからの登録除外を2009年まで猶予
2008年07月07日付 Milliyet 紙

国連ユネスコ世界遺産委員会は、不足点の改善のためイスタンブルに2009年までの猶予を与えた。

世界遺産委員会がカナダのケベックで行なった会議では、イスタンブルの世界遺産リストからの除外が議題となった。

会議では、少し前にイスタンブルを訪問したユネスコ代表団が作成した報告書の内容が検討された。世界遺産委員会はこの代表団の報告書に従って、イスタンブルに対して、不足点の改善のために2009年までという期間を与えることを決定した。

世界遺産委員会は、2年前にリトアニアの首都ビリニュスで実施された、「世界文化遺産」リストに加える、またはリストから除外するサイトと都市の状況を議論する会議で、イスタンブルの状況を審議している。同委員会は、イスタンブルがすべきこと、とるべき対策について一連の提案をし、指摘された不足点を2008年までに改善するようイスタンブルに時間を与えていた経緯がある。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:14241 )