エジプトがラハファ通行所を開放する一方、イスラエルはロケット弾攻撃を受けて物資用通行所を再封鎖
2008年07月02日付 Al-Ahram 紙

■ラファハ通行所が開放
■イスラエル、ガザ各地の物資用通行所を封鎖

2008年07月02日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP国内面

【ラファハ、ガザ:アハマド・サリーム記者、世界各国の首都:報道各社】

エジプトが昨日、ラファハ通行所を開放した。通行所のパレスチナ側も併せて開放され、3日間の期限で双方からパレスチナ人市民が往来できるようになった。特に病人、けが人、人道的な扱いが求められる者、エジプトその他のアラブ諸国に滞在している学生が対象とされる。開放から数時間でおよそ150人のパレスチナ人が通行した。

一方、ガザ北部に隣接するイスラエルの複数の町村に対し、パレスチナのロケット弾がガザから発射されたことを受け、イスラエルはソーファやミンタール、ナハル・オズなど、物資及び燃料搬入用の通行所を昨日の朝、封鎖した。

他方でハマースの主要幹部の一人であるマフムード・アル=ザッハール氏は、ハマースがカイロ訪問の招待を受けたことを確認した。イスラエルとの停戦、ガザの各通行所の状態、そしてギラード・シャリット問題について議論するためで、「協議は来週再開される予定だ」と同氏は語った。

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( 翻訳者:鈴木啓之 )
( 記事ID:14244 )