キャラジで女性連続殺害事件発生か:7人目の被害者が発見
2008年06月18日付 Jam-e Jam 紙
【事件部】キャラジの一地区で、24歳の女性の遺体が発見された。キャラジ周辺のその他の地区でも別の女性の遺体が数体発見されていることから、女性連続殺害事件との見方が強まっている。
ジャーメ・ジャムの報道によると、3日前から行方が分からなくなっていた24歳の女性の遺体が昨日、キャラジのキャマールシャフル地区で通行人によって発見された。警察110番緊急センターへの通報を受け、刑事検察庁のレザーイー予審判事は本件に関する司法捜査を始めた。その結果、女性は窒息死させられた後、遺体発見現場に運ばれたことが明らかになった。
それ以前のホルダード月8日〔5月28日〕には、〔キャラジの〕パヤーム空港付近で、スカーフで絞殺され、死後数時間が経った遺体が発見されていた。
最初に発見された遺体も、若い女性のものだった。この遺体はオルディーベヘシュト月24日〔5月13日〕にシーツにくるまれた状態で、キャマールシャフルで発見された。
それに続く形で過去1ヶ月間に、22~35歳の若い女性の遺体計7体が、キャラジのキャマールシャフル街道やキャマールシャフル通り、ハシュトギャルド街道、パヤーム空港付近やヘサール地区などで発見された。捜査の結果、これらの女性のうち6人が同じ方法で殺害され、1人だけが他の犠牲者とは異なった方法で殺害されていたことが分かった。
現在、7人の女性殺害事件をめぐる捜査がテヘラン州刑事警察で進行中だが、そのような中、昨日ある情報筋は本件についてジャーメ・ジャムに次のように語っている。「3人目の遺体発見後、連続殺害事件との見方が強まっており、目下のところテヘラン州刑事警察情報特殊チームならびにNAJA(イスラーム共和国治安維持軍)捜査チームがこの凶悪犯罪の謎を解き明かすための大規模な捜査を開始している」。
〔後略〕
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( 翻訳者:水谷陣也 )
( 記事ID:14252 )