エジプト・リビア首脳会談、カッザーフィー大佐はシナイ半島の部族長たちとも会見
2008年07月04日付 Al-Ahram 紙

■ エジプト・リビア首脳会談、二国間およびアラブ・アフリカ諸国間の相互協力について話し合い
■ ムバーラクとカッザーフィーの両首脳、リビアの対エジプト投資額を100億ドルに引き上げる協定に調印
■ カッザーフィー、シナイ半島の部族長たちに:「エジプトはアラブの中心地、カイロは全アラブ人の首都」と語る

2008年07月04日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

 昨日午後、大統領宮においてホスニー・ムバーラク大統領は、リビア革命の指導者マアンマル・アル=カッザーフィー大佐と首脳会談を行った。会談ではアフリカサミットの成果およびその実施にあたっての方策とメカニズム、特にアフリカの治安と和平の維持にあたるアフリカ連合および担当組織の役割強化と、ダルフール情勢やスーダン・チャド問題、エリトリア、ジブチその他、アフリカの様々な国で起こっている緊張や紛争の収拾に関わる点について話し合われた。

(中略)

 会談にはアフマド・ナズィーフ首相およびリビアのアル=バグダーディー・アル=マフムーディー首相も加わり、エジプト・リビア合同上級委員会の活動とその成果について、報告書を提出した。同委員会は様々な分野における両国の協力関係を前進させる協定やプロジェクトといった成果を上げており、その中にはリビアの対エジプト投資の100億ドル規模への拡大、天然ガスのパイプライン建設、シナイ半島西部での石油精製所建設、リビアで働くエジプト人労働者の契約期間延長による労働状況の改善などが含まれる。

 両首脳は合同上級委員会の報告書への署名式典に揃って出席し、両国の代表団を交えたパワーランチの席で協議の続きを行った。

 なお特筆すべきことに、カッザーフィー大佐は昨日、シナイ半島南部のラアス・シドルで、シナイ半島の部族長たちと会見し、シナイ半島やベドウィンが居住しているエジプトの諸県において、多くの大プロジェクトを立ち上げる必要性を強調した。また大佐は実業家や非政府系投資機関を支援し、エジプトの地に複数のプロジェクトを建設すると明言し、「エジプトはアラブの中心地であり、カイロは全アラブ人の首都である」と指摘した。

(後略)

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( 翻訳者:勝畑冬実 )
( 記事ID:14284 )