ガザ地区の停戦定着についてエジプト情報長官とハマース代表団が協議
2008年07月11日付 Al-Ahram 紙

■ ガザ地区住民に対し、エジプトの食糧券配布が開始
■ ウマル・スライマーン長官がハマース代表団と停戦の定着について話し合い

2008年07月11日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

一昨晩、ウマル・スライマーン情報長官は、現在カイロを訪問中のハマース運動の代表団と会合を開き、ガザ地区における停戦の定着およびパレスチナ間対話について話し合った。また昨日ガザ地区では、地区の境界地域で繰り返される〔イスラエル軍の〕侵攻によって被災した世帯と大家族を対象に、エジプトから提供された1万枚の食糧配給券の配布が開始された。

治安状況に関しては、イスラエル軍の発砲によってパレスチナ人2名が死亡している。一人目はガザ地区とイスラエルとの境界にあるキスフィム通行所に近い場所で殺害され、これが停戦合意以降初めてのガザ地区での死者となった。もう一人はジェニン市でイスラエル軍に発砲された。

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( 翻訳者:勝畑冬実 )
( 記事ID:14296 )