イラク副首相、ドイツへ投資呼びかけ
2008年07月14日付 al-Sabah al-Jadid 紙

■ 副首相、ドイツ企業のイラクへの投資を呼びかける

2008年07月14日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HPイラク情勢面

【バグダード:イラクの声通信】

内閣プレスセンターの声明が伝えるところによれば、バルハム・サーリフ副首相は、イラクの復興再建への投資をドイツ企業に呼びかけた。

声明によれば、副首相はマイケル・クラウズ独経済技術相とバグダードで会見した際、同国企業のイラクにおけるプレゼンスを求め、エネルギー、石油、製造、工場の復旧、製薬、医療機器製造等、様々な分野での投資機会を逃さぬようにと述べた。

会見にはフサイン・アル=シャフラスターニー石油相、ファウジー・アル=ハリーリー工業相も同席しており、その場で副首相は、「EU、その中でも重要な役割を演じ経済工業分野で多大な発展を遂げているドイツとの政治経済関係を構築し発展させることをイラク政府は望んでいる」と強調した。

また副首相は、現在のイラクは世界的に最も活発な投資市場であると述べ、「今年中に、イラク工業省の支援を得てドイツとイラクのビジネスマン、企業との会合をイラクで開催したいとの意向」を示した。

ドイツ経済技術相は、「イラクとの政治経済関係の強化をドイツも望んでいる」とし、「イラク再建、インフラ復旧に参加する」用意がドイツ企業にはあると述べた。声明によれば、会見には駐イラク独大使、ドイツのビジネスマン、経済関係者らが同席していた。

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( 翻訳者:十倉桐子 )
( 記事ID:14302 )