エラズー名物、レブレビの季節 オーク材の灰と砂を使うのはエラズーだけ
2008年07月27日付 Zaman 紙

エラズー県のアウン郡で、オーク材の灰と砂を使って作られ、独特の風味を持つアウン・レブレビの生産が始まった。

30年間この季節に家族とともにレブレビを作ってきた62歳のストゥク・イキンジ氏は、自分の畑で育てたものと生産者から買ったヒヨコマメで1日に50-60キロ、毎年5トンのレブレビを作っていると話した。イキンジ氏は、アウン・レブレビが伝統的な仕事としてアウン郡で多くの家族によって作られており、トルコ全国で望まれていると述べ、「レブレビ作りに使うオーク材の灰と砂が、レブレビの風味を増す。このレブレビがここだけで作られていて、この味になるのは、郡内のバーデムリ村でとれる砂があるからです。ほかの砂ではこの味を出すことはできない」と述べた。

アウン・レブレビを作る際、一緒に茹でられるオーク材の灰と煎られる砂がとても重要である。レブレビは、この特色のため長い期間経っても悪くならない。ふるいにかけたヒヨコマメを、中にオーク材の灰が入ったお湯でゆでる。ゆでたヒヨコマメを大きな容器で熱い砂とともに煎る。煎り終わったあとヒヨコマメは再びふるいに入れられ、ふるいの中で手で混ぜて皮をむかれる。

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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:14375 )