ギュル大統領、故郷からメッセージ
2008年07月28日付 Zaman 紙

ギュル大統領、故郷からメッセージ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、故郷のカイセリから希望に満ちたメッセージを送った。父親のぶどう園を報道関係者に公開したギュル大統領は、エルゲネコンと公正発展党の解党訴訟問題について裁判所が務めを果たすだろうと語った。

新聞記者たちに「あなた方にお話ししたいことがあります」と話したギュル大統領は、国の前途がとても輝かしいとした。大統領は、「将来、さらに良くなるだろう。ある事の美しさを理解するためには過去と比較する必要がある。トルコはあらゆる観点からとても進歩している。トルコは世界で多いに尊敬を受けている国だ。トルコの将来、国民の将来がとても輝かしいものになると信じており、このことを皆で共に行おう。トルコは世界で多いに尊敬を受けている国なのだ」と話した。

ギュル大統領は、一昨日訪れた故郷のカイセリで父親のぶどう園に泊まった。大統領は、母親のアデヴィエ、父親のアフメト・ハムディ、兄弟のマジット・ギュルと夜をともに過ごした。妻のハイルンニサとは早朝に庭で野菜や果物を摘んだ。その後、母親と父親を傍らにおいて、報道関係者と話をした。ギュル大統領は、長年人々により飛行機工場と命名された航空完備ケアセンター司令本部で父親が施盤工として働いていたとし、父親のその時期の勤務記録を参謀本部総長のヤシャル・ビュユクアヌトが手渡したと話した。


■ ビュユクアヌトの行為を喜んだ

ギュル大統領は、次のように話した。
「大統領になって以後、カイセリへの初訪問で、航空完備ケアセンター司令本部を訪れた。ここで司令官は、私の父が働いていた期間に関する、まったく見たことのない写真や情報を教えてくれ、とても驚いた。過日、参謀本部総長陸軍大将のヤシャル・ビュユクアヌトは、大統領府に来たときに調査書類を持っていた。書類には私の父の全記録、勤務、表彰が記されていた。表彰状があった。在職期間中に新たないくつかの爆弾装置や飛行機の部品を作っていた。その書類を見て、とても嬉しく思った。」

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( 翻訳者:小川玲奈 )
( 記事ID:14384 )