イラク、北京五輪へ参加
2008年07月31日付 al-Sabah al-Jadid 紙

■国際オリンピック協会、イラクの北京参加に合意

2008年07月31日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面

【バグダード:イラクの声通信】

水曜(30日)遅く、国際オリンピック協会(IOC)は、来月の北京五輪へのイラク選手参加を認めることに合意した。スイス、ローザンヌの協会本部で、ジャック・ロゲ会長とイラク政府代表団との間で行われていた話合いが、イラクのスポーツ活動に貢献するポジティブな結果を導いたことになる。

同協会サイトは、「イラク政府とIOCは、2008年の北京大会へのイラクの参加に向け道を切り開く方向で合意に至った」、としており、「ローザンヌ本部で行われたロゲ会長とイラク代表団の会合により、イラク五輪協会が完全に独立した形で活動できるようにするため、イラク政府は一連の措置を取ることを承諾した」と述べている。

イラク五輪協会が選抜したコーチやキャプテンに率いられ、イラク選手は、イラク国旗の下、北京で競える見込みである。イラク政府とIOCは、(イラク五輪協会の)独立したクリーンな選挙を改めて行う事で合意し、北京大会監査役の代表5名が招聘される他、オリンピック憲章に基づきイラク政府の協力の元、IOCとアジアオリンピック委員会も選出を監査する。

イラクのスポーツ選手にとり、今回の合意は先々まで有益なものであり、ロゲ会長は、そこに至るまでのイラク政府代表団の助力を多とした。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:十倉桐子 )
( 記事ID:14393 )