われわれの民主主義は、成熟度の試験をパスした
2008年07月31日付 Yeni Safak 紙
トルコ実業家協会(TÜSİAD)は、行われた声明発表の中で、憲法裁判所の公正発展党解党請求に対する判決に関して、「トルコの民主主義は、成熟度を測る試験にパスした」という評価付けを行った。
トルコ実業家協会からなされた発表では、「これまでのすべての緊張、社会の二極化を助長し、政治的対立の基盤となってきた展開に対し、トルコの民主主義は、重要な成熟度試験を見事に成し遂げた」と表現された。
声明では、トルコ実業家協会理事会として、裁判が起こされた日からずっと、民主主義においては政党の解党が国家の問題を解決するどころか、危機と政治不安をもたらすという点で民主主義文化に害を及ぼすと強調してきたと述べられ、次のように述べられた。
「今回の経験に基づいて、社会のあらゆる層にまたがる、多元的民主主義の要素である市民社会組織を取りこんだ憲法制定会議を再度、我々は呼びかける。そしてそこでとられる決定が、われわれの民主主義の経験の節目になることを願っている」
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( 翻訳者:湯澤芙美 )
( 記事ID:14402 )