■ 120万人の教員が上級職への昇任審査に出願
■ 合格者たちの給与を25億ポンド分増加
■ 出願期限を明日まで延長
2008年07月26日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面
【カイロ:ネヴィーン・シャハータ】
新しい教員給与体系での上級職を目指す教員達の昇任審査への出願期限が明日まで延長されることになった。これまでに120万人の教師が出願の手続きを済ませているが、まだ登録を済ませていない20万人の教師たちに出願の機会が与えられることになる。
審査は8月の最終週から始まる予定で、教育省は7月初めからホームページにこの審査の問題例を掲載しており、8月15日まで掲載を続ける予定だ。
ユスリー・アル=ガマル教育大臣が本紙記者に明かしたところによると、この審査に合格した教師は教員給与体系の上級レベルに入れられ、基本給と各人の技能給に応じて、50から150パーセントの給与が加算されることになる。新たに定められた教員の技能段階には、①教員②一級教員③優秀教員④特優教員の別がある。
ガマル教育相は、審査に合格した教員にはすぐに給与の上乗せ分が支払われると指摘した。またこの目的のために25億円の予算がすでに確保されているという。
ガマル教育相は、多数の教員が審査に出願していることは、新体系が成功している証拠であると強調し、いくつかの県では出願率が90パーセントに達していると指摘した。
審査される分野は①学習指導能力②アラビア語③専門科目の三点で、ホームページで模範解答を閲覧できるという。
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( 翻訳者:梶原夏海 )
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