アンタリヤで森林火災 1万ヘクタールが灰に
2008年08月02日付 Milliyet 紙

 アンタリヤのマナヴガット郡での森林火災で1万ヘクタールのイトスギ、アカマツのエリアが灰となった。アダナ、フェティエ、アイヴァルク、ケメルでも森林火災が起きている。

 アンタリヤ、マナヴカット郡のカラビュク村の近くで、一昨日(7月31日)出火した火災は、風の影響で制御できず、1万ヘクタールのイトス ギとアカマツのエリアが灰となった。アンタリヤ県のハサン・オズハン副知事は、火災地域では高電圧の電線が風の影響で互いに接触し、送電ができなくなっていると語った。

 アンタリヤ史上最大となった今回の火災では、セリキ郡のアクバシュ、カラタシュ、サルアバル、デニズテペスィ、ブジャクの村々に被害が出ている。一方、マナヴカット郡のタシュアウル町にあるサウリン、カラエヴィリ、カラビュク、チャクシュの村々は火災被害を回避しようと作業が続いている。

 アンタリヤ森林地域局の当局者から得られた情報によれば、1万ヘクタールを越える森林地帯が失われた今回の火災により、サウリン村では住宅からの避難誘導が始められたことが分った。
森林地域局のムスタファ・クトゥルムシュル副局長は、「私の人生は火災とともに過ぎてきた。しかしこのような光景は見たことがありません」と話した。

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( 翻訳者:杉田直子 )
( 記事ID:14414 )