【事件部】死刑判決を受けていた危険な犯罪者29名が、昨朝〔テヘラン北西の〕エヴィーンの刑務所内で絞首刑に処せられた。

　本紙記者によると、これらの死刑囚のうち20名は、武装集団を組織して国内外で麻薬の調達・密売を行っていた。また他10名も強姦、〔性的〕暴行を伴った殺人、及び武装強盗の容疑で逮捕され、裁判にかけられた上で、死刑判決を受けていた。これらの罪人たちは無数の罪と悪行を犯し、中には50人以上の被害者が被害を訴えたケースもあった。

　死刑に処せられた一部死刑囚たちの詳細は以下の通り。

・アリーレザー・Ch：故意による殺人、悪行、暴行や故意による傷害を伴った武装強盗、公共秩序の破壊の容疑。

・アブドッレザー・Sh：1505キロ以上の麻薬・阿片、176キロのヘロインとモルヒネの所持、158キロの麻薬（阿片）密売の容疑。

・シールアーガー・T：故意による殺人、強姦、悪行の容疑。

・モハンマド・Kh：悪行、4キロのヘロイン所持・運搬に関与した容疑。

・ソフラーブ・K：麻薬の密輸、数千キロの麻薬（阿片・モルヒネ）の所持と運搬、悪行の容疑。

・アリー：4.5キロのヘロインと4キロの麻薬（阿片）の所持と運搬、悪行の容疑。

・モルタザー・Ch：公共秩序の破壊、飲酒、大規模な麻薬の所持と流通の容疑。

・アサドッラー・N：戦闘用武器の所持、悪行、喧嘩への参加と意図的傷害の容疑。また１キロ以上のヘロイン・麻薬（阿片）の所持・密売など数々の前科を有する。

・ホセイン・M：プロの麻薬密輸団に関与、80キロ以上の麻薬の所持の容疑。

　他9名は同様の罪で、他10名は殺人の容疑で刑に処せられた。

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（ 翻訳者:綿引香緒里 ）
（ 記事ID:14425 )