チュクルアンバルでの密会報道は名誉棄損 高等裁判所が非難声明
2008年08月05日付 Yeni Safak 紙
ヴァタン紙とジュムフリイェト紙で報道され、アクシャム紙でセルデル・アキナン氏がコラムに取り上げた「ギュル大統領とエルドアン首相がチュクルアンバル地区でおこなった密会に憲法裁判所のメンバーも参加していた」といった主張に対し同裁判所が反論した。
憲法裁判所が行った説明では、「敬愛する首相と大統領がチュクルアンバル地区のある家で密会し、憲法裁判所の裁判長として私、もしくはメンバーがこの密会に参加したとの報道・主張、さらにはこれに類する別の主張と関わる中傷、戯言、モラルを欠く報道・説明を嫌悪をもって非難する」と述べられた。
説明では、以下のように述べられている。「明らかにされた密会ではその場に居合わせなかったこと同様に、別の主張も事実無根である。報道は憲法裁判所裁判長とメンバーの名誉、栄誉に行われた醜い非難と位置づけられる。この手の理性や論理を欠いた推測で社会的組織への信頼と敬愛を失わせる報道・説明をおこなう主には、法律的手段に訴えるであろう。」一方で、首相府もヴァタン紙で報道されたこの種のニュースを書面発表で非難した。
■ クルチ裁判長がシャーヒン大臣を訪問
憲法裁判所ハシム・クルチ裁判長は、メフメト・アリー・シャーヒン法務大臣を訪問した。クルチ裁判長は、出口で新聞記者が訪問の理由を質問したことつき、憲法裁判所の新庁舎の開館が2008年10月29日に間に合うよう大変な努力をしていると述べた。クルチ裁判長は、「この努力の中で、裁判所が調度品に関連し何をすることができ、法務組織強化財団(ATGV)の(援助)の可能性があるのかに関して、敬愛する大臣からすこしばかり情報をいただいた。ほかには何もなかった」と述べた。
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( 翻訳者:大田垣綾子 )
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