トルコ国軍は、政治議論の中に入るべきではない
2008年08月09日付 Yeni Safak 紙

ジェミル・チチェキ副首相は、国家組織の最も基本的な組織であるトルコ国軍は、国内安全保障において唯一の担保であると述べ、「トルコ国軍は、あらゆる政治思想の外に位置し、超越した存在とされる必要があります」と語った。

「エルゲネコン」捜査に関連してメディア報道されたニュースに関して、民主左派党イスタンブル選出のスレイマン・ヤヴズ国会議員が提出した質問書に、チチェキ副首相が回答した。
チチェキ副首相は、トルコ共和国は諸組織と諸規定を備えた国家であるとし、この諸組織と諸規定は、社会や政治の状態がどのようになろうとも、トルコで生活する全国民を統合するものであると述べた。また同氏は、トルコ国軍は国家組織の最も基本的な組織のひとつであり、国内の安全保障において唯一の担保であると強調し、「この特性により、トルコ国軍は、あらゆる政治思想の外側に置かれ、超越する存在とされることが必要です」と語った。

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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:14464 )