ビュユクアヌト参謀総長、バイカルCHP党首にも退官の挨拶訪問
2008年08月14日付 Milliyet 紙

共和人民党首デニズ・バイカル氏はヤシャル・ビュユクアヌト参謀総長に関し、先のトルコ国軍の高等軍事審議会で退官の決定がなされず、また退官後豪華な公用車があてがわれることを問題視し、公正発展党政府と参謀総長の間に強い絆が結ばれたとして反発を示したが、ビュユクアヌト参謀総長はそのデニズ・バイカル氏へも離任の挨拶に訪れる予定である。

ヤシャル・ビュユクアヌト参謀総長は、トプタン・トルコ大国民議会(TBMM)議長に離任の挨拶をした。
8月30日に退官予定のビュユクアヌトは、離任の挨拶の一環として、エルドアン首相とギュル大統領を訪ねた後、昨日もキョクサル・トプタン・トルコ大国民議会議長を訪ねた。ビュユクアヌトは、11時にトブタン議長へ離任の挨拶をしようと国民議会を訪れた。ビュユクアヌトは門のところで国民議会のアリ・オスマン・コジャ事務総長に出迎えられた。
トプタンとビュユクアヌトの面会は非公開で行われた一方、訪問の際に議長がビュユクアヌトへ餞別としてユルドゥズ陶磁器工房製の鳥の巣を模ったボウルを贈ったことがわかった。訪問の際ビュユクアヌトはトルココーヒーのかわりに「何か冷たい飲み物をいただきたいのですが」と言い、ザクロのジュースを選んだ。和やかな雰囲気の中でおこなわれた35分間の面会の後トプタンは、ビュユクアヌトを執務室の外の通廊の、庭に面したドアのところまで見送った。
ビュユクアヌトは、「バイカル党首と会う予定はあるのでしょうか?」との記者らの質問に、「ええ、訪ねたいとは思っています。今朝(昨朝)連絡を取ってもらいましたが、どうなるかはわかりません」と述べた。

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( 翻訳者:小野寺香織 )
( 記事ID:14491 )